乙女椿
乙女山茶花
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春の台(はるのうてな)
昨年は一輪 今年は3輪 咲きました
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日本は美しい椿の原産地として世界に名高く
カメリアという属名はスウェーデンの博物学者リンネの命名によるものですが、
これは、イエズス会の宣教師ゲオルグ・カメルによって ヨーロッパにもたらされた事を
記念したものだそうです
学名は「Camellia Japonica Linné」
カメリの名が学名に残るほど…そのころのヨーロッパでは椿は一大ブームになったそうで、
有名なシャネルのカメリアも 乙女椿の美しさがモチーフのようだということです…
乙女椿は江戸時代からある園芸種で他藩や他家に出すのを止めたため
「お止めの椿」が「乙女」に変わったという説もあります
和名の「つばき」は、椿の葉の形や艶から「厚葉樹(あつばき)」または「艶葉樹(つやばき)」、
「津葉木」が訛化したものと考えられていて、
また、ツバキの朝鮮語「ton-baiku」から転訛したという説もあるそうです
木へんに春と書いて椿(ツバキ)と読むのは
椿が春に咲く花だからだとか…
椿と山茶花の違いはわかりますか?
一般的に
花が散るとき、花の形のまま落ちているのが椿
花びらがばらばらに散っていくのが山茶花とか言われますね
( 花糸(雄しべの集合)の下半分がくっついて筒状になっているのがツバキで、
くっついていないのがサザンカということで、花の根元が筒状にくっついているから、
ツバキは散る時に丸ごとポトリと落ちる )
後、花の咲く時期とか、葉の形の違いとか 葉脈とか いろいろあるようですが…
私は花の散る様子を見て、その違いを決めています
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